2024/11/30 お知らせ
お二人の特別なひとときをお手伝い
特別なひとときをお手伝い
先日、当事業所にて素敵なご依頼をいただきました。一人の利用者様から、「奥様と一緒に外で食事がしたい」というご相談を受け、スタッフ一同で計画を立てさせていただきました。特に奥様は呼吸器を使用されているため、安全に楽しんでいただけるよう、提携の看護スタッフとも連携しながら、お二人のデートをサポートしました。
ご依頼の背景
ご夫婦は長年寄り添い合ってこられた仲睦まじいお二人。最近はご自宅で過ごす時間が多く、なかなか外出の機会がないとのことでした。旦那様は、「奥さんに美味しい料理を食べてもらいたいし、久しぶりに二人だけの時間を楽しみたい」と、奥様への感謝と愛情を込めてこの機会を作りたいとお話しされていました。
細心の準備とサポート体制
奥様が呼吸器を使用されているため、安全を最優先に準備を進めました。以下のようなポイントに特に注意しました:
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看護スタッフとの連携
呼吸器の管理や万が一の事態に備え、看護スタッフが同行しました。移動中や食事中も、常に奥様の状態を確認しながら、安心して過ごせるよう支援しました。 -
食事会場の選定
呼吸器を使用されていても快適に過ごせるよう、バリアフリーで空調設備が整ったレストランを選びました。事前にお店のスタッフと打ち合わせを行い、スペースや対応についてご協力をお願いしました。 -
移動のサポート
車いす対応の送迎車を使用し、移動もスムーズに。到着後もスタッフがサポートし、奥様が無理なく入店できるよう手配しました。
デート当日の様子
当日は晴天にも恵まれ、お二人の表情は終始和やかでした。レストランでは、旦那様が奥様に選んだメニューを「美味しいね」と楽しそうに分かち合い、お互いに向けられた優しい眼差しが印象的でした。旦那様が奥様に語りかける言葉や笑顔から、長年築いてきた絆の深さが感じられました。
また、周りのスタッフや看護師も必要な場面ではサポートしつつ、お二人のプライベートな時間を大切にするよう心がけました。
デートを終えて
食事を終えた後、旦那様から「本当にありがとう。妻の笑顔を見ることができて、とても幸せな時間を過ごせました」と感謝のお言葉をいただきました。奥様も、「こんな機会を作ってもらえて感謝しています。また一緒に出かけたいですね」と、穏やかな笑顔を見せてくださいました。
まとめ
今回のデート支援は、私たちにとっても大変心温まる経験となりました。ご夫婦の幸せな時間をお手伝いできたことを、心から嬉しく思います。これからも、利用者様一人ひとりの想いに寄り添い、その方にとって特別なひとときを支えるサービスを提供していきたいと思います。