2025年を振り返って

2025年を振り返って
支え合いの中で積み重ねた一年

2025年も、気づけば年の瀬を迎えました。
本年も「ぴーすくら」の活動にご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。

今年一年を振り返ると、私たちは本当に多くの方の人生の一場面に関わらせていただいた一年だったと感じています。

生活支援、買い物同行、通院付き添い、夜間・早朝の見守り、身元引き受け支援。
どの支援も、派手なものではありませんが、
「誰かがそばにいる」
その安心を届けることを大切にしてきました。

「来てくれるだけで安心する」
「話を聞いてもらえる場所がある」

そんな言葉をいただくたびに、
生活支援の本当の価値は、作業ではなく“人”にあるのだと改めて実感しました。

2025年は、看取りや死後事務に関わる機会も多い一年でした。
身元引き受けとして、最期まで寄り添い、
施設職員や医療従事者の皆さまと共にお見送りをした日もありました。

また、私自身が家族として看取りを経験したことで、
「看取る側の不安」「決断の重さ」「寄り添うことの意味」を
これまで以上に深く理解する一年にもなりました。

この経験は、支援者としての私自身を、確実に成長させてくれたと感じています。

ぴーすくらの支援は、決して一人では成り立ちません。
日々現場で動いてくれるスタッフ、
連携してくださる医師・看護師・ケアマネジャー・施設職員の皆さま、
そして、ご利用者様・ご家族の皆さま。

多くの方の信頼と協力があってこそ、
「その人らしい暮らし」を支えることができています。

今年も本当にありがとうございました。

本年も、ぴーすくらを必要としてくださる方々と出会えたこと、
そして支援を通して心を通わせる時間を持てたことに、心より感謝申し上げます。

2025年は、社会全体が不安定な状況の中でも、
「人と人が支え合うことの大切さ」を改めて実感する一年でした。

来年もぴーすくらは、
✔ 孤独死を防ぐ支援
✔ 在宅で安心して暮らし続けられる仕組みづくり
✔ 看取り・身元引き受け支援の質の向上

に、より一層力を入れてまいります。

「困ってから探す場所」ではなく、
「困る前からつながれる場所」として、
地域に根付いた存在であり続けたいと考えています。

支援が必要な方が、
「誰かに頼っていいんだ」と思える社会へ。
その一歩一歩を、これからもぴーすくらは丁寧に積み重ねていきます。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も変わらぬご縁を、心より願っております。